注目されたバイデン米大統領の就任式は、大きな混乱もなく通過し、ひとまずの落ち着きを見せています。
これからバイデン大統領が政治手腕をふるっていくわけになるのですが、アメリカ国民だけでなく緊急関係者の関心事ともなっています。
これまで明らかになっているバイデン大統領の方針と為替相場について考察していきます。
バイデン色を打ち出す新政策
マスク着用の義務化や温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定への復帰、WHO(世界保健機関)脱退手続きの停止など、矢継ぎ早に大統領令に署名し、バイデン色を出していきています。
バイデン氏はトランプ氏に比べ、日本や欧州など同盟国を中心に国際協調路線を採る方針です。
為替相場の世界では「通貨安競争」が近年の話題でした。
これは自国の通貨を弱い状態に持っていくことで国際競争力につなげようという考え方です。
バイデン氏はイエレン前米連邦準備理事会(FRB)議長を再任する形で指名しています。
イエレン氏はFRB議長時代は国際金融に関する情報発信は少なかった印象でメッセージ性としては「大幅な通貨政策の変更はない」ということをだと思われます。
つまりは為替相場の動きとしては市場に一任し、為替誘導のようなことは行わないという事だと思われます。
よってリスクオン的な米ドル安が進行したとしてもかなり許容するものと見られます。
まとめ
アメリカ政府として為替誘導のようなことは行わないとすれば、長期的なトレンドが長続きするという傾向が考えられます。
そのためトレーダーとして基本的には順張り目線で為替予想を考えるべきだと思います。
もちろんFRBの動きなどには注目を払わなければなりませんが、アメリカに関しては経済指標や雇用統計の数字を素直に捉えたトレードが必要だと思います。
バイデン政権はトランプ政権のような劇場型の極端な動きは少ないものと予想され、そういった意味からも「素直に動くドル」が重要なファクターになってきそうです。
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