アメリカの金融政策が世界経済に与える影響は非常に大きなものがあります。
金融正常化への道のりとしてジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演は今後のアメリカの金融政策について大きな言及があるのではと市場の期待を集めました。今回はパウエル議長の講演にフォーカスしていきます。
量的緩和の縮小の年内開始
パウエル議長の講演の中では、FRB高官の大半が「年内開始」に傾いていた量的緩和の縮小について、年内に始めるのが適当だ、との自らの認識を強調しました。
条件としていた景気の「実質的な一層の進展」を物価面では満たし、雇用面でも着実に前進しているともコメントしています。
ただ「コロナ危機は米経済を重要な側面で変質させており、単に危機前に戻るわけではない。
デルタ株が経済に大きな影響を与えるかもまだ定かではない」とも話しデルタ株の影響に関しては強い懸念を示しました。
相場の動きとしては面白い動きを見せました。
テーパリング開始については、年内開始と比較的はっきりと述べたことでドル円はいったん110円25銭前後まで上昇しましたが、その後はドルが売られる展開となりました。
というのもテーパリングは開始するものの、利上げまで行かないのではという見方が強まったためです。
つまりは利上げ以外の金融緩和政策の停止などに留まるのではという見方が強まったのです。
市場の期待するほどのタカ派シフトが見られなかったとしてドル売りというのが優勢になりました。
ユーロドルも同様でドル売りはドル円以上に目立っており1.18台を付ける動きになっています。
まとめ
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演は非常に注目され、テーパリングの年内開始を比較的はっきりとコメントしたことは金融政策の正常化へ向けては前進です。
ただ市場の期待した部分にまでいかなかったため、失望売りにつながっていることは市場のおもしろいところです。
トレーダーとしてはアメリカの金融政策の変化が世界各国の中央銀行にどういった影響を与えるのか注意深く見ていきたいところです。
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