アメリカと中国の対立激化とアメリカ国内での新型コロナウイルスの感染第2波拡大懸念、黒人差別問題による国内での対立とデモの長期化などアメリカを取り巻く状況は非常に悪化してきています。
その影響を受けてか、ドル売りの流れが一気に加速してきています。ユーロの動きと絡めて、どういった為替相場になっていくか考察していきます。
ユーロ基金成立のEUと混迷続くアメリカ
アメリカの対立と混迷は経済に暗い影を落としつつあります。
トランプ大統領は自身の支持層に訴えかける政策を優先している印象で「中国に対して強硬姿勢をアピールする」という事に終始しているように見受けられます。
その結果として経済面での打撃受けるという結果が予想されてきています。
アメリカ国内では新型コロナウイルスの感染第2波警戒や黒人差別問題のデモの長期化など非常に不安定な状態です。
対照的なのはEUです。EUもイギリス離脱問題や新型コロナウイルスの感染拡大に苦しんでいましたが、新型コロナウイルス対策としてEU基金の設立に成功しただけなく、この基金の設立でEUの団結をアピールできたことは非常に良いメッセージを発信することが出来ました。
これらを受けてドル売りでユーロが買われる展開となっています。
ここまでドルの信用力が買われるという展開でした、ユーロの期待感とドルの不安定さが敬遠されている格好です。
まとめ
長らく「ドルが支配する」為替相場という流れでしたが、ドル支配が崩れてきた印象です。もちろんドルが注目されている相場環境に変わりありませんが、意味合いが変わってきています。
ユーロが注目され始めると地政学的に近いイギリスのポンドの動きという部分でも気になる流れになってきています。
このあおりを受けて円相場動きを見せてきている点は日本の個人投資家としても無視できない為替相場となってきています。
どちらにしても次のアメリカの動きが注目を集める展開には変わりありません。

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