ファンダメンタルズ

中国とアメリカの対立深まる・・・

アメリカと中国は世界の経済の2トップとして君臨し続けています。

その世界の2大国の関係性さらに冷え込んできています。

こういった新たなリスクが意識される中、為替相場が敏感に反応し始めています。

今後の為替相場のシナリオを含めて考察していきます。

米経済の不安によるドル売りの可能性

アメリカと中国の対立は貿易問題を皮切りに、中国の国際社会への姿勢への批判とアメリカが批判の急先鋒として動いています。

その動きに対して中国も不快感を表明しており、対立激化という様相になってきています。

政治的な対立によって経済も打撃を受けるという考え方が相場市場に広まり、ドルの不人気によるドル売りという相場心理になってきています。

両国の対立の激化と米国での感染第2波拡大というリスク要因が意識されている格好です。

ここまでのドル円相場新型コロナウイルスのリスクが意識されると「ドル買い」という現象が起こっていましたが、そこに中国との対立という要因が加わると「ドル売り」になるという逆転現象が起こってきています。

これまでは市場が先行きに楽観的でむしろリスク選好のドル売りでしたが、ここに来て、アメリカ経済の先行き不安による素直なドル売りに変化しそうな気配も見せており、ドル円は下値警戒感を強めているということが考えられます。

まとめ

これまでのドル売りとは違うシナリオのドル売りが発生してきているという認識を持つべき局面に来ています。

そのためこれまでのシナリオから大きく戦略変更が必要な場面だと思います。特に個人投資家はドルが支配する為替相場という認識からの脱却が必要になってくるかもしれません。

特に新型コロナウイルスの感染第2波とアメリカ中国の対立はどちらも終わりの見えない問題となりつつあります。

そのため不安心理が高まりによるショック的な動きにはかなり警戒しなければならない場面であることは間違いありません。

ドル円に関しては今まで以上にリスク管理に神経質になる展開となりそうです。


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