為替相場の動きとしてはドルが売られる展開が続いています。
中国とアメリカの摩擦が続いており、これがドルが売られる要因となっていました。
この問題は貿易問題から端を発していますが、トランプ大統領も中国側も引くに引けない状況となりつつあります。
その中で行われたFOMCですがどういった結果になったのか考察していきます。
パウエル議長の弱気発言・・・

アメリカのドル売り要因としては新型コロナウイルスの感染第2波問題と中国との官益悪化の2つになります。
これを受けてFOMCの結果については注目を集めるものとなりましたが、結果としてはやや弱気の目立つ印象となりました。
声明は前回の内容をほぼ踏襲し、「ウイルスは著しいリスクもたらす」と指摘した。
パウエルFRB議長の会見でも、必要ならならば追加緩和の可能性を示し、大方の期待通りに慎重姿勢は見せたものの、ウイルス感染や財政の動向次第といった雰囲気も滲ませており、期待ほど追加緩和の可能性を強調していない印象も出たのかもしれない。
これを受けての市場の反応としてはほぼ無風となりました。
やはり中国とアメリカの終わりの見えない関係悪化となっており、コロナウイルスの影響でダメージを受けた経済の回復の足を引っ張るのではないかという見方が浮上してきています。
その結果としてドルが基本的には売られるという流れになっています。
まとめ

よくも悪くもアメリカドルが注目を集めるような展開が続いています。
トランプ大統領は大統領選挙を控えており、国内向けに「強いリーダー」をアピールしたいため諸外国に対して強い姿勢で臨むことが、ほぼ確定路線です。
個人投資家としてはドルを基軸に見ていくことは変わりありませんが、ドルが売られることで相対的に注目度が高まっているユーロやポンドに矛先を向けるのも有効な展開となってきそうです。
ユーロ買いドル売りの流れに乗りたい局面でもあります。また感染第2波感染者数次第では円も注目されることも考慮しておきたいです。

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