ファンダメンタルズ

新興国には深い傷が残る新型コロナウイルス

世界的に感染拡大を見せた新型コロナウイルスですが、ヨーロッパやアメリカなどの先進国ではようやく勢いを鈍り始めました。

またコロナウイルスから受けた経済ダメージからの順調な回復が見て取れるようになってきました。

しかし新興国では新型コロナウイルスの感染拡大が衰える気配もなく、経済ダメージを与え続けています。

今回は新型コロナウイルスの感染拡大が与えた経済ダメージについて考察していきます。

新興国で目立つ経済ダメージ

新興国で資源国家でもある南アフリカ共和国などは深刻な経済ダメージが浮き彫りとなっています。

第2四半期の南アフリカのGDPは前期比年率51.0%減と、事前予想47.2%減以上の落ち込みとなっています。

前年比の半分近くというとんでもない数字になっています。

年率換算なのでいわゆる瞬間風速の数字ではありが、GDPが半減する数字はサプライズでした。為替相場としては反応が見られませんでした。

新型コロナウイルスの感染拡大が経済ダメージとしては深刻であることを物語っています。

南アフリカただでさえ高い失業率による治安問題を抱えており、さらに経済問題が深刻になること不安視する声が意識されてもおかしくありません。

南アフリカに限って言えば資源国家であるため、先進国の原料庫としての役割もあったため、先進国の生産活動が低下することも厳しい材料の一つです。

まとめ

南アフリカ代表されるような新興国の経済構造として先進国からの投資を受け入れて、自国の産業と経済を成長させてきた歴史があります。

しかし今回のコロナウイルスの影響によって先進国からの投資自体が資金の引き上げによって、苦しい立場になることも考えられます。

そのため為替自体の評価が下がり、苦しい経済助教に立たされることも考えられます。

南アフリカのような新興国通貨のポジションを持つことは非常に危険と言わざる得ないと思います。

トレードするのであれば、ファンダメンタルというよりもテクニカル分析の短期トレードという戦略が良さそうです。


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