FXのトレードスタイルとして「スイングトレード」と呼ばれる手法があります。
スイングトレードは、FX取引の基礎ともいえるトレードスタイルです。
今回はトレードの基本ともいえるスイングトレードについて解説していきます。
スイングトレード手法
スイングトレードはFX取引で売りや買いのポジションを1日から数週間程度保有し続けるというトレードスタイルです。
ポジションの保有期間が長いため、うまくトレンドに乗れば短期売買よりも1回のトレードで大きな利益を狙う手法です。
スイングトレードのメリットとしては「忙しい人でもトレードしやすい」という点があります。
ポジションを保有したまま過ごすため、相場の小さな上下動に気をもむ必要はなく、一般的には1日に1度から数度チャートを確認する程度で大丈夫です。
そのため本業が忙しい人でもやりやすい手法と言えます。
スイングトレードのデメリットとしては「レンジ相場だと利益が出しにくい」ということがあります。
レンジ相場というのは相場に方向性がなく、小さな幅で揉み合っている状態の相場のことです。
そういったレンジ相場の場合は、ポジションをとった所から動かないため利益がないという状態になり得ます。
その場合は当然ですが、利益が出ません。
つまりスイングトレードは、相場に方向性が出て大きな流れに乗るということが非常に重要なのです。
また自分の思惑と違う方向に相場が動いたときに、含み損を抱えるという状態になります。
その含み損に耐えられるかということも懸念材料としてはあります。
スイングトレードは中期的なトレードとなるため、チャート分析だけでなくファンダメンタル分析も必要になってきます。
そのため、トレード初心者の方がトレード技術とファンダメンタル知識を習得するためには、うってつけのトレード手法だと思います。
ただトレード1回の利益も損失も大きくなる可能性があるので、損失が大きくなってしまう前にポジション決済する「損切り」も必要な局面もあります。
損失を確定してしまうという潔さも必要になってきます。
そのためトレードの基本を学ぶにはスイングトレードというトレーダーも多いです。
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