ファンダメンタルズ

トルコリラの利上げ

トルコ中銀金融政策理事会は約2年ぶりとなる利上げに踏み切り、政策金利である1週間物レポ金利をそれまでの8.25%から10.25%に2%ポイント引き上げました。

政策金利の変更は為替相場に影響が大きいため注目されています。今後の為替相場の動きについて考察していきます。

高金利通貨トルコリラ

トルコリラは高金利通貨の代表格ともいえる存在です。

トルコは高インフレ対策で2018年5月にそれまでの8%から断続的に大幅利上げを実施し、同年9月に24%まで金利が引き上げられています。

そのあとはこの辺りでの水準で推移していましたが、高金利が物価高を招くという持論を持つエルドアン大統領が低金利政策を推進していたため、2020年5月まで9会合連続で利下げを実施し政策金利は8.25%まで引き下げられたという経緯があります。

今回の利上げはトルコのインフレ率を気にしたものであることは確実です。

トルコのインフレ率は直近8月分で11.77%と政策金利水準を大きく上回っており、政策金利は実質ベースでマイナス金利という状況が続いていたという事情があります。

大統領の権限が強く、中銀としても意向に反した政策がとりにくいこともあって、6月から3会合連続で金利は据え置かれていましたが、ついに利上げに踏み切った格好です。

この結果リラ買いの動きが強まり、リラ円は13円65銭近辺から13円90銭台まで一時上昇し、その後は13円80銭前後での推移と堅調地合いを維持しています。

まとめ

トルコはエルドアン大統領の強権政治の負の側面が大きくなりつつあります。

その結果国際社会からの圧力といったものが今後強くなっていくことも考えられます。

今後はそういったことからマイナスニュースが飛び込んでこないかが懸念されるところです。

為替相場としては今回の利上げはポジティブに捉える金融関係者も多く、おおむね好感されています。

個人投資家としては長期保有という選択肢も現実的になってくるかもしれません。


友だち追加

LINE登録者限定でBO勝率インジや
便利系インジ配布していきます。
またFXのインジも今後作成していく予定です。
LINE登録者には利益になるよう考えていきます!!