ファンダメンタルズ

ドル高トレンドはどこまでか?

ドル円相場と言えば近年は持ち合いのような相場が続いていましたが、ここにきて明確なドル高トレンドとなっています。

要因として様々ありますが、相場の注目点としてはこのトレンドがどこまで行くのかという点だと思います。

今回はドル高トレンドの要因とどこまでという部分に注目していきます。

アフターコロナはドル一強?

ドル円相場上昇を続けています。

111円の節目手前まで迫り、これからコロナショック後の高値111.72円のブレイクがあっても不思議ではない状況です。

近年は比較的安定した相場推移を続けていたドル円相場こういった動きを見せることは珍しいです。

この要因としてはアメリカのアフターコロナへの期待感です。正確には期待感を支えるだけの金融緩和政策です。

確かにコロナショックは現在でも尾を引く世界的な問題ですが、アメリカの金融面での対応はすさまじいものがあります。

金融・財政緩和の両方が史上最大規模の刺激策が取られており、最近でもバイデン大統領が経済対策を取りまとめたこともニュースになっていました。

この結果としてアメリカ経済は回復の兆しを見せており、「強いアメリカ!強いドル」というわかりやすい形を形成しています。

為替相場は相対性で動くものですが、アメリカが積極的な刺激策を行っているのに対して日本の動きは鈍いと印象付けられていることもドルが買われ円が売られる要因の一つです。

今後もアメリカ経済が堅調な実績を示せれば、現在のトレンドが継続する可能性が高く、節目としては111円、そこを乗り越えた場合はさらに力強いトレンドとなっていきそうです。

まとめ

アメリカのドルが高くなっていることは、伝統的な強いドルを彷彿とさせる状態です。

為替相場は相対的に動くものなので、アメリカの景気回復と日本の出遅れというわかりやすい構造になっていきそうです。

ポイントとしてはアメリカの雇用市場が回復し、どこまで金融緩和政策を続けるのかという点だと思います。


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