イギリスは国のリーダーであるジョンソン首相もコロナ感染するなどヨーロッパの中でもとりわけ厳しい感染状況にありました。
しかし現在ではヨーロッパでも有数のワクチン接種数を誇りコロナワクチンの接種という意味では世界のトップクラスです。
今回はそんなイギリスポンドの展望を考察していきます。
ワクチン接種とアフターコロナ

イギリスはコロナウイルスの感染拡大によって大規模な都市封鎖を実施するなど厳しい状況にありましたが、ワクチン接種は先行して行い経済回復への期待感が高まっています。
イギリスではこれまで3000万人以上が1回以上のワクチン接種を受けており、英国民の半数近くがコロナウイルスの抗体をもっているとみられています。
特に65歳以上の高齢者層では、約9割が抗体を獲得したと見られています。
この効果によって順調に都市封鎖も解除され、イギリス政府は慎重な見方を示しつつも再度の都市封鎖は回避できるとしています。

これに合わせて経済活動も活性化してきており、10-12月期英国内総生産(GDP)改定値は前期比+1.3%、前年比-7.3%と速報値からやや上方修正されています。
厳しい数字であるものの、これ以下はないだろうという市場の安心感は高まってきています。こういった背景もあり、ポンドが買われる展開が続いています。
今年の年末の1ポンド=140円台から現在では1ポンド=150円付近となっており、ポンドが買われるというトレンドが形成されています。
まとめ
イギリスは2020年はEU離脱問題に加え、新型コロナウイルスの感染拡大という難局の年でしたが、それを経験した後は上がるしかないという見方が広まっています。
トレーダーとしても2020年より厳しい年になることはないという安心感からポンドへの期待感が高まっています。
ヨーロッパという地域で見ても相対的にコロナ対応はうまく行っている国としてコロナ勝ち組国家になっていきそうです。
個人トレーダーとしてはこのトレンドに乗って利益を順調に積み上げたいところです。

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