日本では新型コロナウイルスの感染拡大がようやく勢いが陰り、日本政府も景気刺激策を打ち出す構えとなってきています。
一方ヨーロッパは、新型コロナウイルスの感染拡大懸念がまた再び高まっています。
そのほかにも不安な要素が目立つヨーロッパにフォーカスしていきます。
コロナウイルス懸念が強いヨーロッパ
ヨーロッパ圏では新型コロナウイルスの感染拡大リスクが高まっています。
特にイギリスやドイツといった先進国でも感染の再拡大が鮮明となってきました。
イギリスでは一時、1日で5万人以上の新規感染者が観測されています。
ワクチン接種は進んでいるものの、ワクチンによる抗体効果の減衰や市民生活の活発化、予防策のゆるみなどが要因とされます。
そのほかにも天然ガス価格の高騰を受けたインフレ高進が気になるところです。
ロシア産ガスを運ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム2」認可を巡る不透明感やイギリスとEUとの北アイルランド議定書を巡る確執、ロシアによるウクライナ侵攻懸念、ポーランドとベラルーシの軍事衝突など不安要素は多いのが正直なところです。
ロシア産の天然ガスの問題については、ダイレクトにインフレ進行につながる要素だけに「物価」には注目したい局面です。
経済指標としては11月製造業・サービス業PMI速報値、このあたりが市場にとって悪いニュースとなるようだと為替市場が一気に動く可能性を秘めています。
まとめ
中央銀行のECBがハト派的スタンスで金融緩和政策を継続させる中で、コロナウイルスの感染拡大やエネルギー価格の高騰などインフレにつながる可能性を秘めている情勢で、金融政策を機動的に打ちにくい条件が揃ってきています。
トレーダーとしてはヨーロッパのインフレやリスク要因を考えなければならない局面と言えます。
ロシアの動きやイギリスとEUの関係など外交問題的なリスク要因もあり、タイミングによってはショック的な動きを示すことも考えらえる状況です。
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