新型コロナウイルスの影響は世界中に広まっていますが、今回はヨーロッパ経済にフォーカスしていきたいと思います。
ヨーロッパ経済は近年は逆風にさらされています。
ギリシャ危機からイギリスのEU離脱問題に加えて新型コロナウイルスと厳しい状況が続いております。
その中で経済の立て直しのためにはEUのリーダーシップという部分が問われています。ユーロの今後についても考えていきます。
まとまりそうでまとまらないEUと経済状態
EUの経済状態でもヨーロッパ経済を支えているドイツとフランスの経済状態は気になるところであります。
その経済状態を雰囲気として示す指標としてサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が挙げられます。
まずはドイツの先月のPMIですが、予想45.8→結果47.3と予想を超える数字となってきています。
一方フランスも予想50.3→結果50.7とこちらも予想を上回る数字となっています。
特に景気に敏感なサービス部門でのこの数字となっており、現在のマインドとしては非常に前向きになってきたというところだと推定されます。
ただしこれはコロナ第2波懸念が増大する前の数字となっており、コロナ第2波が目の前に迫る中での数字としてはそこまでの信頼性がないかもしれません。
ユーロ基金についてもなかなか調整に難航しており上手く進まないというのが市場関係者の正直なところだと思います。
「EUがまとまる」という期待感が支えている印象もあり、「やっぱりいつものEU」という結果を迎えると落胆からのユーロ売りもシナリオとしてはあるかもしれません。
まとめ
コロナウイルス影響によってまとまりつつあるEUでしたが、ドイツのメルケル首相が懸念を示す談話を公表したりなどユーロ基金については雲行きが危うくなってきました。
現状はドルの一強という流れなっており、ユーロが頼りないとなればさらに資金がドルに流れ込む可能性も見えてきました。
個人投資家としてはユーロドルの為替相場には注目しておく方が良さそうです。
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