ファンダメンタルズ

利上げについては慎重論も・・・

アメリカをはじめとする主要国の金融政策に注目が集まっています。

特に今年は新型コロナウイルスの感染拡大が過去のものになりつつあり、それに伴っての緊急支援策をどこで打ち切るかというのが大きなテーマです。

日本はまだまだ感染拡大が大きな問題となっていますが、アメリカなどは危機を脱した感があります。

今回はそんなアメリカの利上げについてフォーカスしていきます。

ポイントとなりそうなアメリカ利上げ

アメリカのFRBのパウエル議長はジャクソンホールでの公演の中で、テーパリングについて言及し、FRBとして金融正常化への歩みを行っていく事を強調しました。

道筋としては緊急支援策を縮小させていき、最終的にはアメリカドルの利上げまでが金融正常化への道です。

しかしアメリカドルの利上げに関しては、慎重論も強くなっています。

経済の基本としては、利上げを行えば市場に流れるお金の量が減少するため貨幣価値が低下するインフレを抑制する効果があるとされます。

FRBとしては現在の金融緩和政策を続けていれば、市場はお金余りとなりインフレになっていくだろうという見方です。

しかし8月のアメリカ消費者物価指数は予想を下回る内容がみられ、インフレはピークアウトしたのではという見方も強まりました。

こういったこともあり、資産の購入といった政策は継続される見通しとなりました。

ただアメリカの大手銀行が毎月実施しているファンドマネジャー調査によると、回答者の84%がFRBが年内に資産購入ペース縮小を開始すると予想しています。

ただ、利上げ開始に関しては、回答者の予想の多くは、従来の22年12月から23年2月に2カ月間、後倒していました。

つまりは利上げに関しては慎重論が高まっているとも言えます。

まとめ

アメリカの金融政策に関しては非常に注目度が高いものとなっています。

それだけにトレーダーとしても市場に与える影響が大きく注目するべき案件です。

アメリカの金融政策によって市場の風が変わる可能性も高く様々なシナリオを想定しておく必要がありそうです。


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