一時106円台まで上昇するなど、「ドル高トレンド」は明確なモノになってきています。
ただ市場の見方としてはこのままドル高トレンドが続くかについては懐疑的な見方も浮上しています。
今回はドル高トレンドの今後という点で考察していきます。
ドル高トレンドの終焉シナリオ
ドル円上昇の原動力は、アメリカ追加経済対策とワクチン展開を背景にした株高とアメリカインフレ期待です。
バイデン大統領の1.9兆ドル規模の大型追加経済対策とワクチンへの期待を高めています。
バイデン大統領は手厚い経済対策を行い、自身の実績にしたいという思惑も透けて見えます。
しかしながら為替相場としてこのままドル高が続くとの見方が少ないのも事実です。
そのように考える要因としては、次のような点が挙げられます。
FRBが出口戦略に慎重姿勢を強調しており、特に労働市場を重視しています。
失業率は直近のデータで6.3%まで順調に低下していますが、完全雇用の目安とされる4%まで持って行くには時間がかかるとみられています。
次にインフレ率が思ったよりも上昇しないというパターンです。
FRBはインフレターゲットとしてある程度のインフレは許容するアナウンスを行っていますが、思ったほど上昇しない場合は、アメリカ経済の弱さを印象付ける結果となってしまいます。
そのシナリオの場合はこれまで安全資産としてドルが買われていたというケースもあるため、一気に資金がドルから流出するというシナリオです。
まとめ
強いドルは国益ということでドル高政策を伝統としてきたアメリカです。
ドルを管理するFRBは「平均インフレ目標」を既に導入し、ある程度のインフレ上昇は容認する枠組みを作っています。
そのためインフレ率よりも労働市場に注目が集まっており、アメリカ雇用統計などはこれまで以上に重要な指標となってきそうです。
FRBは早期の出口戦略着手の可能性を強調してくる可能性は低く、一定のドル高トレンドの後押し材料とはなりそうです。
そのためトレーダーとしてはドル高トレンドを基本線としつつも、トレンドの転換点を考えていきたいとことです。
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