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コロナショックを考える 前編

新型コロナウイルス感染拡大は世界的なニュースとなり、2020年はコロナの年と言えるような状態でした。

日本でも緊急事態宣言が出され、さまざまな市民生活が制限を受けました。

その結果、経済活動は大きく縮小しました。

現在の世界はグローバル経済と呼ばれる状況で各国がその国で完結する経済状態ではありません。

そのこともあって大きな経済問題となってしまいました。

今回はそんなコロナショックを考えるというテーマで為替の面からフォーカスしていきます。

今後のヒントを探ろう!

コロナウイルスの影響は根深く、まだ現在でも完全に収まったという訳ではありません。

ただ今回の為替の動きを歴史の一つとして捉えることで今後に活かせることも多いはずです。
まずはドル円相場から振り返ります。

ドル円相場は、コロナショックを受けて3月まで大きく変動しましたが、それ以後はじりじりと米ドル安・円高基調となりました。

コロナショック前の2月20日に112.09円をつけた後、3月9日には102.55円まで米ドル安・円高となりました。

その後、3月24日に111.49円まで戻した後は落ち着きを取り戻しました。

5月以降は各国・地域の積極的な金融財政政策の実施などから、金融市場はリスク選好色が強まりました。

米ドルからそれ以外の主要国への資金流出の流れを受け、米ドル安・円高が進みました。

ただ最近のコロナからの回復が意識される経済状態の中で、リスクオンムードともいえる状態でドルが買われて円が売られるという展開になってきています。

これらの動きから言えることは「リスクオフで円買い」という格言は生きているということだと思います。

コロナショックが最も懸念されたときには一気に円高方向に相場が動いています。

これは投資家心理の中に、ドルよりも日本円の方が安心感があるという心理が働いた結果とも言えます。

これは理論的な理由もありますが、投資家の間では条件反射のようになっているのかもしれません。


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