新型コロナウイルスのワクチン開発についてのニュースが出てくることも非常に多くなってきました。
効果の信憑性やワクチン接種の現実的な問題などまだまだ課題は多いですが、明るい話題であることは間違いありません。
今回はワクチン開発報道と為替相場について考察していきます。
動く株価と動かない為替
新柄コロナワクチン報道が出るととにかく反応したのは株式市場です。
日経平均は過去10年での最高値更新と非常にポジティブに反応しています。
確かに経済活動が本格化し、コロナに打ち勝って経済活動が行われるようになれば、企業の業績向上というわかりやすい流れです。
しかし為替相場についてはあまり動きを見せてきません。
以前は株式市場がリスクオンになると為替市場として円安になるというロジックが成立していましたが、現状そういった気配も見られません。
為替が動かない要因の一つにアメリカの感謝祭シーズンであり、市場の参加者が少ないこともありますが、市場の冷静さというものもポイントのような気がします。
コロナ関連のニュースに対するある種の耐性のようなものが為替相場には出てきたのかもしれません。
逆に政府的な動き、例えばアメリカ大統領選挙やアメリカと中国の対立問題などには敏感に反応を見せています。
このことからも一旦はボラティリティの少ない展開となるかもしれません。
まとめ
為替市場は閑散とした印象ですが、こういったときに注目したいのはマイナー通貨です。
例えばニュージーランドドルなどのオセアニア通貨です。
マイナー通貨はドルやユーロに比べると流通量は少ないため普段は手を出さないトレーダーも多い通貨ですが、その分ボラティリティは大きいという特徴を持ちます。
ワクチン報道でコロナ耐性の高い為替相場環境である以上、そういった通貨に注目するという意味でのリスクは少なくなってきているかもしれません。
株式相場と為替相場は別物として認識するという普段とは逆の見方が良さそうです。
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