先日第1回アメリカ大統領選討論会が開催されました。
トランプ現大統領とバイデン氏の本格論戦の初戦となります。
大統領選挙は現在僅差であるという見方が大きく、両候補ともここでの討論会で大統領選挙へ向けてリードしたいところです。
今回は大統領選挙へ向けての為替相場の雰囲気を中心に考察していきます。
荒れる気配十分の大統領選挙

アメリカ大統領選挙戦は、アメリカの今後の政策論争だけでなく郵便投票の是非という選挙方法も議論の対象となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、郵便による投票方法を実施しようというものです。
郵便による投票であれば対面を避けることが出来るため、感染対策として推し進めようとしているものです。
しかしこれに対してトランプ大統領は「不正が横行する」と主張しています。
ただこれに関しては根拠を示すことはできていません。
郵便投票が実施されれば、貧困層での支持が強いバイデン氏に有利になるともみられておりそういったこともあってトランプ大統領は反対の立場をとっているのではないかとも言われています。
そのためトランプ大統領は郵便投票が詐欺に満ちているとし、市場では、バイデン候補が勝利した場合でもトランプ大統領はそれを受け入れず、11月3日の投票を経ても情勢が不透明な可能性が警戒されています。
為替相場としてはリスク回避の動きが見られています。
まとめ

アメリカ大統領選挙が綺麗に決着しない可能性があるということで、政治的混乱が発生することも視野に入れなければならない状況になってきました。
そのためリスク回避、ドル回避の動きも十分に考えられます。
そうなってくると相対的に注目されるのはヨーロッパのユーロや日本の円に注目が集まるという事も十分あり得るシナリオです。
ドル市場としてはじわじわと大統領選挙へ向けて動いてくるという緩やかな動きを見せるという可能性が高いのかなと思います。

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