ファンダメンタルズ

期待と失望が渦巻くポンド市場

イギリスの動きをめぐって、ポンド市場は神経質な動きを見せています。

イギリスはEU離脱問題をめぐって、首席交渉官級による第9ラウンド協議の行方が大きな注目材料となっています。

EU離脱をめぐるこれまでの動きとポンド市場について考察していきます。

駆け引き続くイギリスとEU

EU離脱をなぜしたいのかという点からおさらいしていきます。

イギリスはEUのルールに縛られたくない、自分たちのことは自分たちで決めたいという思いが国民の間に渦巻いていました。

そこへ導火線に火をつける格好になったのが移民の問題です。

イギリスはEUの中では比較的景気がよくて仕事がたくさんあるということで、東ヨーロッパなど経済の調子がよくないところから多くの人が入国しているという状況がありました。

そういったことを良く思わない国民の声がEU離脱という国民投票の結果になったものです。

しかし現実にはEU離脱は苦難の連続で現在もイギリスとEUの合意とはなっていません。

今回の首脳級協議も物別れに終わるのではないかという憶測も飛んでします。

しかしながらここでも合意できないとなると、まさに「合意なき離脱」となってしまい経済的な混乱に陥るのは必至です。

それを受けてポンド市場も上下に方向感がない状況となっています。

どちらかというとEU離脱をめぐるニュースに敏感に反応しており、期待と不安が入り混じる相場環境となっています。

まとめ

イギリスを取り巻く状況は厳しいものが続いていますが、今回の協議で合意できるかが岐路になりそうです。

流石に協議としてもリミットに近づいてきており、今回合意への道筋が見受けられないならば、いよいよ「合意なき離脱」が見えてくる状況です。

トレーダーとしてはこの協議が出てからポンド市場に参戦したとしても遅くないタイミングかなと思います。

逆に言えば今の状態でポジションを持つことは危険かもしれません。

慎重に事態の推移を見守り参戦したいところです。


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