FX

デマーカーの使い方と特徴

「デマーカー」というインジケーターはMACDや移動平均線などに比べると知名度が低いインジケーターですが、使い方によっては非常に有効なインジケーターです。

デマーカーは単純移動平均線(SMA)を使用したインジケーターでテクニカルアナリストである、トム・デマーク氏により開発されました。

RSIと似ているインジケーターで売られ過ぎ、買われ過ぎを検知するのに有効なインジケーターです。

わかりやすいことが特徴で、本的に単純移動平均線(SMA)の取得期間を設定することでその計算期間を設定します。

デマーカーは0~1で表示される折れ線グラフみたいな表示をされ0.3以下にあれば売られすぎと判断ができて、0.7以上であれば買われすぎという判断が一般的です。

使い方としては、デマーカーが上昇している段階で、レートが直近の底値付近にあると判断されるときが買いを判断するポイントとされます。

またデマーカーが0.3を上に抜けたときが買いのポイントとなります。

これは売られ過ぎから買い戻されるタイミングで買いを入れるというイメージの戦略です。

一方で売りのタイミングとしてはデマーカーが下降している段階で、レートが直近の天井付近にあると判断されるとき、あるいはデマーカーが0.7を下へ抜けたときが売りの判断基準となります。

デマーカーは反応性の良さが特徴の一つであり、反応性が良い分素早く相場の転換ポイントを見つけられるのですが、そのことがあだとなり騙しも多いのが事実です。

そのためデマーカーのほかにもインジケーターを組み合わせて使用する方法がポピュラーです。

また売られ過ぎ、買われ過ぎを検知するというコンセプトであるため、レンジ相場などあまり相場が動かないタイミングでは力を発揮出来ないという面もあります。

市場の状態とそのほかのインジケーターを上手く組み合わせて使用することが重要なインジケーターです。

メタトレーダー4にも導入されているためとっつきやすいインジケーターの一つでもあります。


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