ヨーロッパを巡るニュースとしてはEU離脱問題です。
イギリスがEUから離脱するための離脱交渉で、ここまであまり進展が見られないのが実情です。
このままでは「合意なき離脱」もあり得る状況となってきおり、市場関係者が気を揉んでいる状況です。
今回はイギリスの思惑とユーロ、ポンド相場について考察していきます。
イギリス ジョンソン首相の脅しも・・・?

ジョンソン首相はイギリスがEUと離脱について合意できる可能性は低いと判断し、「合意なしにEUの単一市場と関税同盟を離れる準備をする」と言明しています。
この発言を受けてポンドは急速に売られました。
しかしながら交渉継続の道は閉ざしておらず、「EUの担当者がアプローチを根本的に変化させて交渉に戻ってくるのであれば、いつでも耳を傾ける用意がある」とも述べており、ジョンソン首相としても「何とか良い条件を引き出したい」という思惑が透けて見えます。
市場の見方としてはある程度予想していた結末ではあったものの、交渉継続が確認できたことでひとまず安心感が広がっています。
ただEU側の譲歩の姿勢は見られず、EUとしては「出ていく前例を作りたくない」という立場を崩しておらず交渉としてはこのまま難航しそうです。
ジョンソン首相がどの段階でどういった決断を下すかに注目が集まっています。
イギリスとしてとれる道は、「部分合意をまとめる」というのが現実的なプランです。
逆に国民感情に訴えるならば「合意なき離脱」を行うという政治的選択も可能です。
まとめ

EU離脱をめぐる問題は、市場の見方としては「合意なき離脱」を織り込みつつあります。
というのもこれまでの交渉の推移からどちらかが譲歩するという可能性は低く、それに伴う経済的混乱は避けられないという見方が広まっています。
為替相場としてはポンド、ユーロの影響は大きそうですが、特にポンドはすさまじいショック的な動きとなりそうです。

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