イギリスのEU離脱交渉は佳境を迎えていますが、交渉は難航しています。それぞれの立場が譲歩を引き出すことはなかなか難しい状況です。
しかし両者若干ですがスタンスの違い出てきました。今回はスタンスの微妙な変化と発言を考察していきます。
歩み寄りも・・・?

イギリスのEU離脱については「国民感情的が高まっており、譲歩できないイギリス」と「ここで条件を譲歩してしまうとイギリスに続く国が出る事は避けたいEU」の間で厳しい離脱交渉が行われてきました。
しかし結果として離脱交渉は不調に終わり、このままでは合意無き離脱も現実的に考えられる状況になってきました。
しかしここにきて両者の歩み寄りのアクションが見られるようになってきました。
きっかけとしてはイギリスのジョンソン首相の交渉リミットを設ける趣旨の発言です。
これによってEU側に圧力をかけてどちらにしても交渉の決着を付けたいという考えでした。
とはいえ交渉はまとまっていませんがEU側にもスタンスの変化が見られるようになってきました。

特にドイツのメルケル首相は「EUは交渉合意へ向けて努力を続けるべき」との発言も出てきており、EUもイギリスも交渉の継続には前向きな姿勢を取るようになってきました。
このことが為替相場としては前向きに捉えられています。反応している通貨としてはポンドで、買い直しの動きも出てきています。
まとめ
EUとイギリスの交渉はお互いに圧力を掛けつつも、最終的な落としどころ探っているような印象を受けます。
そのため相場の予想としても「合意無き離脱はないのではないか?」という見方も広まりつつあります。
そうなると大きく動いてきそうなのはポンドです。個人投資家としてはポンドの動きが注目の動きとなるのは間違いないでしょう。
また裏読み的な見方をすれば注目がアメリカ大統領選挙に集まっている間にある程度の決着を付けておきたいという思惑もあるのではないでしょうか。
そうなれば近いうちに何らかの大きな動きが出てきそうです。

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