世界を駆け抜けたニュースとしてトランプ大統領の新型コロナウイルス感染があります。
大統領選挙戦線を戦うトランプ大統領の新型コロナウイルス感染は、大きなニュースとして取り上げられました。
株式市場や為替市場でもショック的な動きを見せ、世界に衝撃を与えています。
今後の大統領選挙戦線と為替相場について考察していきます。
トランプ大統領には大きな痛手・・・
トランプ大統領の新型コロナウイルス感染は自身の新型コロナウイルス感染対策に不備あることを示してしまった印象です。
イメージとしてマイナスは避けられず、選挙活動が停滞するという実務的なマイナスも発生させてしまいました。
これを受けて、アメリカ国内の新型コロナウイルス対策案についても民主党に譲歩せざるを得ない状況になりつつあります。
ここではもしもバイデン氏が選挙戦を勝利したというシナリオを考えていきたいと思います。
バイデン氏が勝利すると、他国との協調姿勢が再び重視され、対中貿易戦争などの混乱が収まるという見方があります。
これまでのトランプ大統領が行ってきた、アメリカ一国主義が見直され中国とのある程度の妥協点を見いだせるのではないかという期待です。
またTPP環太平洋パートナーシップ協定にも復帰することも十分可能性としてはありそうです。
基本的には為替に直接かかわる政策ではありませんが、これまでとは変わるということを意識され、ドル円相場はドル安円高相場になるのではないかという予想がされています。
バイデン氏は民主党の候補でありながら、中道派でリベラル色の弱い候補ですので一気に株安に進むという事はなさそうです。
まとめ
全世界が注目するアメリカ大統領選挙ですが、今回の新型コロナウイルス感染はトランプ大統領にとって大きな失点となってしまいました。
アメリカ世論はトランプ大統領への風当たりを強めており、バイデン氏有利の情勢は続きそうです。
為替相場として一種のタイミングを迎えそうであり、個人投資家としてはうまく波に乗っていきたいところです。
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