イギリスはEU離脱後の経済について「どうにかしなければならない」という危機感が非常に強い状態です。
そのためこれまで以上にアメリカとの同調路線を取ろうと模索しています。今後のポンドの動向についても考えていきたいと思います。
イギリス首相報道官「英国は米国との貿易協定を・・・
イギリスは国内のナショナリズムの高まりによってEU離脱というカードを切ってしまい、ようやくEU離脱へ向けて動き出した印象です。

EU離脱の混乱も収まらないまま、コロナウイルスの感染拡大というダブルパンチを食らってしまっています。
悪化している経済をどう立て直すかが緊急の課題となっています。
EUから離脱してしまったので、EUの恩恵を受けることが出来ないため、次に目を付けたのがアメリカです。
アメリカとはもともと蜜月関係でしたが、それをさらに深めることでこの危機を乗り切ろうという政治的な判断です。
アメリカのトランプ大統領としても大統領選挙を控える中で、少しでもポイントを稼ぎたいところです。

またトランプ大統領がこだわる貿易問題を持ち出してきたところにイギリスの本気度を感じます。
イギリスが発行しているポンドですが、トレンドとしては緩やかなポンド安になっています。
ポンドは地政学的にユーロの影響を受けやすい通貨でしたが、今後さらにアメリカとの関係性を深めることでドルとの関連性が強くなってきそうです。
まとめ
イギリスはアメリカの経済力を、アメリカはイギリスの外交力という利害の一致が見られます。
アメリカとしては中国との摩擦が大きくなる中で、味方が欲しい場面でもあります。中国に対してという意味でも重要なつながりとなってきそうです。
為替相場としてはポンドに注目が集まる場面や、ポンドのボラティリティの大きさから投資家の注目を集める場面も多そうです。
ポンドは流通量が少なく初心者向きではありませんが、その分大きなリターンを期待できる通貨でもあります。
そのためリスク管理ということが大切になってきそうです。

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