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押さえておきたい日本円の特徴~後編~

安全資産?日本円

ここまで日本円が危ないことが起きると買われる通貨であることについて解説してきましたが、この力の根源となっているのは日本が持つ対外純資産の大きさですが、27年連続で「世界最大」という日本の地位に肉薄している国があることを紹介していきます。

ずばりそれはドイツです。

ドイツは世界最大の経常黒字を荒稼ぎしており、対外純資産は毎年早いペースで積み上がっています。

もはや経常収支に基づく「フロー」は圧倒的にドイツが日本よりも大きいため、仮に為替レートが一定ならばドイツが追い付いてくることは明白です。

対外純資産がリスク相場で意識されるならば、ドイツが使用するユーロが買われるという構図になるのではと思われるかもしれませんが、そういったことには現在なっていません。

それはユーロはドイツもイタリアも含めてユーロであり、ドイツのファンダメンタルズに相応しいほど通貨が強くなることはないということです。

つまりドイツ以外の国の基盤が弱いため、基盤の弱い国も含むユーロであるためリスク相場で意識されることはないのです。

そのため危ないことが起きる理論では、ユーロが売られ日本円が買われるという展開も珍しくありません。

対外純資産が多いことは確かにメリットもありますが、裏を返せばそれだけの資本が海外へ流出していることの裏返しでもあります。

国内経済における投資機会が乏しかった、あるいは魅力がなかったということでもあるため純粋に素晴らしいというお話ではありません。

ただ為替相場においては、これからも危ないことが起きる理論は有効であると考えられます。

まとめ

ここまで日本円の特徴についてお話してきましたがいかがだったでしょうか。

為替ニュースなどでは、「リスク回避の円買いが強まる」というような表現が頻繁に使われます。

FX初心者の方も危ないことが起きると円が買われるというセオリーは覚えておいて損はないと思います。


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