南アフリカ経済は新型コロナウイルスの影響もあり一段と厳しい状況になりつつあります。
景気状態を見るに重要なのは、労働市場つまりは失業率ですが、南アフリカの苦境が伺える内容となってしまいました。
今回はそんな南アフリカの経済状態とランド相場について考察していきます。
課題山積の国内事情と光明

南アフリカ共和国の第4四半期の失業率は過去最悪の水準に上昇しています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を抑えるため導入されたロックダウンによって職を失った人々が多く出てしまった形です。
10-12月の失業率は32.5%と、7-9月の30.8%から上昇しています。
このような状況から南アフリカの経済は想像以上に悪いのではという懸念が広まりつつあります。
対外的にはアメリカ国債の金利上昇によって資金がドルに集められていることもあり、相対的にランドからの資金引き上げという潮目にもあります。
厳しい国内事情が続きますが、光明としては資源価格の高騰です。南アフリカの主要産品であるプラチナ価格が高騰していました。

ただここに来て急落しているのは気がかりではありますが、プラチナなどの鉱産資源に焦点が当たれば浮上のきっかけとなるかもしれません。
南アフリカに限ったことではありませんが、コロナウイルスの脅威は先進国にもダメージを与えましたが、発展途上国のほどそのダメージは深刻です。
南アフリカの場合は国内事情が上向かない限りなかなか浮上のシナリオは描きにくい局面です。
まとめ
南アフリカは世界有数の鉱産資源を持つ国ですが、インフラ面や教育面の弱さからなかなか経済の発展スピードが上がらないという状態が続いてきました。
そこに新型コロナウイルスの脅威が襲い掛かった状態です。
直近では南アフリカ第4四半期実質GDPが注目を集めそうです。
ランドを動かすファクターとしては、「アメリカ国債の利回り」・「鉱産資源価格」が重要なカギを握るファクターとして注目するべきだと思います。

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