FX

うまく行かないときのメンタルコントロール~後編~

トレードとメンタルコントロール

自身の感情によって負けやすい環境になっている場合はトレードを避けることが無難です。

特にストレスを感じているときはきっぱりと辞めたほうが良いです。

離婚や病気、あるいは引っ越しや転職のような生活に大きな変化を及ぼす出来事があった場合、自分が気づいていなくてもストレスにより集中力が欠け、適切な判断ができなくなることがあります。
これと似たケースでは怒りです。

取引で損失を被った後、怒りにまかせて同じ市場に再挑戦し、取り返そうとすることがあります。冷静な取引とは言えず、おすすめできません。

怒りのコントロールは難しく、感情に任せたトレードに走りやすいのですが、トレードで失敗した際には「これでトレード経験が増えた」というようなポジティブな考え方を意識的にやっていくべきだと思います。

個人的にはこういった場合は「熱くなった奴から負ける」と言い聞かせています。

実際トレードにおいて100%勝てる手法など存在しません。
誰もが過ちを通して学ぶものなのです。

ほとんどの人にとって、収益性の高い戦略を見つけ、自分を管理する事は困難なのです。

その事を理解しておくことは勝つための第一歩だと思います。

メンタルコントロールとして大切なこととしては、トレードの軸を見失わないことです。つまりはポジションを取った時の戦略を大切にして、それを決済まで実行するということです。

プラン通りのトレードを遂行することが出来れば、トレード理論が正しければおのずと結果はついてくるという訳です。

具体的にメンタルを安定させて勝つためにはどうするかという事ですが、非常に有効な手段としてトレード日誌をつけるということです。

トレード日誌は、FX心理をどのように改善していくかを分析し、より良く改善する方法を見つけるのに役立ちます。

トレード日誌を見直し、自分がどのような状態の時に勝てるのか、負けるのかということをしっかり理解することは重要です。


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