今年は新型コロナウイルス影響によって世界的な景気後退局面に入ったと言わざるを得ない状況になっています。
昨年までの好景気状態とはかなり違う年末となりそうです。
市民生活のレベルでも新型コロナウイルス影響を避けられず、その悪影響がどこまで経済状態にダメージを与えているかも不透明です。
今回は景気後退局面になったときの為替相場の動きを考察していきます。
景気後退局面での通貨の動き
経済というものはサイクルで動くものであり、好景気の時があれば不景気に必ず突入するものです。
そのため不景気になるということは避けては通れないことなのですが、今回は新型コロナウイルスをきっかけとして景気後退局面に突入することは避けられません。
例えばユーロを支える工業国であるドイツは2021年の同国の成長見通しを4.2%と、従来の5.1%から下方修正しています。
つまりはそれだけダメージが大きいことを示しています。
景気後退局面での為替相場の動きですが、まずは円相場について考えていきます。
一般的に景気後退局面になると円高になると言われています。
例えば2015年後半~16年前半に発生した中国経済の急失速である「チャイナショック」の場合は、ドル円相場は120円台前半から100円近辺まで円高に振れています。
このような形で円高に振れる可能性が高いのです。
現に今年に入ってからドル円相場はジワジワと円高に振れています。
また景気後退局面は世界的なリスクオフ相場となるため、新興国通貨の下落ということもセオリーとして考えられます。
まとめ
世界的な実体経済の後退によって、セオリー通りに考えれば株価下落と為替の変動が激しくなることは明確です。
個人投資家としてここ数年の好景気状態の動きよりもかつての景気後退局面でどう為替が動いたかを再確認しておくべきだと思います。
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