今回はアメリカと日本の状況を把握することにフォーカスしていきます。
日本では菅総理大臣が辞任の意向を示したことで、次の総理大臣はだれかというのが焦点になっています。
一方アメリカでは、次回のFOMCでテーパリングがどう扱われるのかということが注目を集めています。
日本の政治問題とアメリカのテーパリング
まずは日本からです。
日本は次の総理大臣がだれかを決める自民党総裁選へ向けて、総理候補の大物議員が活発に活動を行っています。
市場では次の総理大臣は大幅な経済対策を打つのではという期待感から日本株が上昇しています。
たしかに、菅政権での新型コロナ対策は後手に回っている感が否めず、内閣支持率も低下していました。
コロナ対策は本当に困難な課題であり、次の総理大臣が簡単に解決できるとは思えません。
さらには衆議院選挙も控えており、政治的な空白が出来ることはマイナスに働く可能性が高いです。
次にアメリカです。
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の演説を受けて、年内にはテーパリングが始まる可能性はあるものの、次回のFOMCでは、まだ決まらないだろうという見方が広がっています。
というのも、8月末の雇用統計が期待したほどの強い数字では無かったためです。
雇用状態を重要視するFRBではこの結果を受けてテーパリングはひとまず先送りになるのではというものです。
ただ全体を通して言えば、アメリカ経済は確実に回復フェイズであり、遅かれ早かれテーパリングと金融正常化していくものと見られます。
為替相場としては日本の政治的な混乱によって、日本円が売られる展開には気をつけたいところです。
まとめ
日本とアメリカの環境は対照的な状況が続いています。
日本ではコロナ対策に現在でも苦しんでおり、先を見通せない状況が続いています。
トレーダーとして日本の政治動向には気を配りたいところです。
特に総理候補の経済政策や金融政策の考え方についてはチェックしておいた方が良いかもしれません。

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