バイナリーオプションの業者の一つで有名なHighLowオーストラリアでTurboという取引方法があります。
この取引で利用できる対象通貨の8通貨に対して多くのトレーダーが愛用しているインジケーターの1つRSIを利用した場合の結果、勝ち越せることができるのか??
ここのページではこの結果についてまとめていきたいと思います。
Turbo対象8通貨の確認
まずTurboで選択できる通貨は以下の8種類となります。
これらの対象通貨についての個別のバックテストも記事にしております。
通貨を選択いただければ個別通貨の結果をご確認していただけますのでご利用ください。
バックテスト設定
- 通貨
Turbo対象7通貨合計 - 使用インジケーター
RSI(Relative Strength Index) - LOW条件
RSI水準が70以上の場合 - High条件
RSI水準が30以下の場合 - 開示期間2019年1月1日~2019年12月31日
(業者休業期間など考慮なし)
では、短期判定をみてみます。
短期(5分判定)エントリー結果
取引回数 : 36691
勝数 : 19539
負数 : 17152
勝率 : 53.25%
最大連勝数 : 20
最大連敗数 : 26
PF : 0.96829
最大DD : -672750
総損益 : -543850
1日平均取引回数 : 117.60
月間平均期待値(円) : -45320
平均取得Pips数 : 0.83
平均取得Pips数(勝ち) : 24.72
平均取得Pips数(負け) : -26.38
損益合計の推移は以下のようになります↓↓

これはもう目も当てられない結果になってしまっていますね。
ただし、この結果が負けるから使えないインジということにはなりませんよ。
2019年1月から即ドローダウンしていますが4月には一旦プラスに転じています。
なぜこの期間は勝ちの方向へ向かったのでしょうか??
勝てているということは、インジケーターが有効であったということを意味しますね。
例えばMT4を1時間や4時間と上位時間で表示して勝てている相場の期間の傾向を見てもおもしろいかもしれませよね??
もちろん短期的にエントリーポイントに対して直近の相場をみることだって有効かもしれません。
大事なのは制御を加えたとしても回数が残りつつも勝率を上げるということ。
(勝率と回数については最後にお話しします。)
中期(10分判定)エントリー結果
取引回数 : 36595
勝数 : 19774
負数 : 16821
勝率 : 54.03%
最大連勝数 : 27
最大連敗数 : 38
PF : 0.99922
最大DD : -418750
総損益 : -13100
1日平均取引回数 : 117.29
月間平均期待値(円) : -1091
平均取得Pips数 : 0.78
平均取得Pips数(勝ち) : 33.43
平均取得Pips数(負け) : -37.61
総損益の推移↓↓

連勝と連敗数がすごいですね。
中期判定も損益分岐を割っていますが、短期判定ほど一方的ではないだけ連敗数はとんでもない数になっているのが納得できると思います。
続いて長期判定の結果です↓↓
長期(15分判定)エントリー結果
取引回数 : 36550
勝数 : 19762
負数 : 16788
引分数 : 0
勝率 : 54.07%
最大連勝数 : 32
最大連敗数 : 67
PF : 1.00058
最大DD : -476850
総損益 : 9700
1日平均取引回数 : 117.15
月間平均期待値(円) : 808
平均取得Pips数 : 0.73
平均取得Pips数(勝ち) : 40.03
平均取得Pips数(負け) : -45.53
総損益の推移↓↓

コツコツドカンって聞いたことありますが、それを図示したような結果になってます。
連勝に対して連敗が約2倍となっています。
これに関して考えられることは、逆張りエントリーであるため反発してしまえばチャンスは続けてこないが、連敗する場合は常に一方方向へのトレンドでエントリーポイントがくるため必然として負けが多くなっている可能性があるということ。
単純に前足でエントリーした場合は長期判定の結果をみないようにするだけでも連敗は阻止できる可能性も十分に考えられる。
結果も大事だが結果を作り出す要因を少しでも考えると改善の策が思い浮かぶこともあるので是非各通貨の結果と合わせてイロイロと考えてみて欲しいと思います。
それでは最後におまけになります。
勝率と回数について
お話する前に一度確認して欲しいことがります。
ロジックというのは、要するにエントリーポイントの基準をまとめたものです。
つまり制御するための基準の数が多ければ条件が厳しいのでチャンスが少ないということになります。
制御を加えて起こりうる現象
- 勝率↓ 回数↓
- 勝率↑ 回数↓
- 勝率↑ 回数(やや下がり)
ものすごく当然ですが、制御を加えて回数が増えることは絶対にありません。
だから回数をギリギリまで減らさず勝率を上げることを多くの方が命題としてとりくんでます。
もちろん100%近くの勝率で2日に1回のエントリーができるかどうかっていうのが好きな方もいれば70%で1日平均5回未満とか60%で1日20回未満等の好みもあると思います。
ただし、ここで知っておいて欲しいともあります。
それは確率は収束して信頼性をえるにはそれなりのエントリー回数が必要ということ。
例えば勝率90%のシグナルで10回のエントリーを10回行ったと仮定します。
あなたはどういった結果を予想しますか??
後出しでなんとも言えると思うので一度手を止めて3分くらい考えてみましょう!!
考えました??
それでは以下のように勝ち負けを表記して説明います。
勝ち➨〇
負け➨×
仮での結果を説明発表!!
1回目
×××××××××× 10連敗
2回目
×××××××××× 10連敗
3回目
×××××××××× 10連敗
4回目
×××××××××× 10連敗
5回目
×××××××××× 10連敗
6回目
×××××××××× 10連敗
7回目
×××××××××× 10連敗
8回目
×××××××××× 10連敗
9回目
×××××××××× 10連敗
10回目
×××××××××× 10連敗
全て連敗という結果をあえて残します‼
ここではいくつかの問題を指摘しながらお話しします。
①90%の勝率と前置きをしましたが、それは何回試行した場合の勝率でしょうか??
例えば直前にたまたま10回トライしたら9回勝てただけかもしれない。
つまり1000回トライした場合の勝率は0.1%しかなく、たまたまいい場面を測定しただけということがあり得ます。
②もちろん1000回やって勝率90%あるが、たまたま連敗部分を引いている可能性があります。
これは統計学的な考えなので詳しい計算式などは今回紹介しないですが、
1回のエントリーを勝ったって勝率100%だなんて思わないでしょうし、
コイントスをして表が3回連続でたってまぐれだと思いませんか??
つまり少ない試行回数で計算された確率には誤差が生じるということです。
(勝率90%って毎回10回やって9回勝つわけではない)
1000回やって勝率50パーセントのシグナルを、あなたが100回使ったときの勝率は40%かもしれないし、60%かもしれないということ。
ただ回数を増やすとこの40~60%の誤差がより小さくなるよってことが統計としていわれています。
まとめると、エントリー回数が少ないロジックで勝率を取ろうと考える場合は過去に遡ってチェックするエントリー回数を増やしたうえで勝率計算してくださいねということ。
シグナルを購入して1ヶ月やそこらで結果をもとめないこと。
こういうのが大事というころですね。
長くなりましたが今回はこれで終わりたいと思います。
それでは良いトレードライフをお送りください。
おわりに
最後に今回の結果にかかわる通貨ごとのデータに関するリンクをもう一度まとめるのでぜひご活用くださいませ。
↓Turbo各7通貨のバックテスト結果↓

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